自宅でパン作りをしたいと思っている方も多いと思います。ホームベーカリーや専門的なグッズが必要だったり思うかもしれませんが、基本的なグッズされば簡単に作ることができます。実際に作ってみたのでご紹介したいと思います。
材料
- 強力粉220g ←品種にあまりこだわりなし
- 砂糖10g
- 塩3g
- スキムミルク20g
- ドライイースト5g ←予備発酵が必要ないものがおすすめ
- ぬるま湯(35℃〜40℃くらい)145ml
- 無塩バター10g ←早めに冷蔵庫から取り出し、常温にしておく
パンの方は下記0.5斤サイズのものを使用しています。パンマットや綿棒も準備したほうがいいです。
作り方
【捏ね作業】
大きめのボールに材料の1〜5までを全部入れてざっくり均等になるように混ぜます。そこにぬるま湯を注ぎ入れて混ぜていきます。最初はボールの中で捏ね始め、だいたいまとまってきたところで、無塩バターを投入し、今度はしっかり捏ねていきます。10分〜15分ほど捏ねて粉が手につかない状態で表面がなめらかになったら捏ね作業は完了です。
【一次発酵】
捏ねたものをボールに入れ、上からラップをして、50分〜60分ほど一次発酵させます。
この日は室温25℃で60分間発酵させました。
このようにはじめの2倍ほどの大きさまで膨らみ、中に空気を含んでいる状態になれば一次発酵は完了です。真ん中を指で挿してみて、空気が抜ける状態を確認できます。
【ベンチタイム】
ボールから取り出し、軽く丸め直したら、生地をパンマットにおいて、上から濡れた布巾や手ぬぐいなどを被せて10分のベンチタイムを取り、生地を落ち着かせます。
※この段階でパン型の内部に油やバターを塗って、生地がこびりつかないようにしておきます。
【二次発酵】
ベンチタイムが終わったら、生地の空気を抜きながら長方形に伸ばしていきます。
伸ばしたあとは、写真のように3つ折りにして、くるくると巻いていきます。
巻いた生地をパン型の中に投入します。
このような状態で上からラップをして、今度はオーブンレンジの発酵機能を使用し、35℃で60分間二次発酵させます。
これくらいふっくらして、写真2枚目のように容器の上部からはみ出るかはみ出ないかというところまで来ると二次発酵成功です。蓋をして最後の焼き上げの準備をします。
【焼き上げ】
焼き上げはオーブンレンジの予熱機能を使用して200℃まで上げてから、25分〜28分ほど焼いていきます。
しっかり焼き上がりました。かなり熱いのでやけどには厳重注意です!パン型の周りをポンポン叩いたらスッと型からパンが出てきます。
これで手作り食パンの完成です。
所要時間と費用
【所要時間】 合計約2時間30分
- 材料軽量、捏ね作業 20分
- 一次発酵 50分〜60分
- ベンチタイム 10分
- 成型と二次発酵 65分
【費用】 合計ざっくり100円ちょっとくらい
- 強力粉 約80円 ※カメリア1kg約400円
- オーブンの電気代 約15円
- その他諸々 約10円
パン型の空焼きは必須
【空焼きの方法】
- 洗剤できれいに洗い、乾燥させておく。
- 180℃のオーブンで45分ほど焼く。
- オーブンから出して熱いうちに油を薄く塗って、200℃でさらに10分焼く
空焼きをやらないと焼き上がりのパンが型からきれいに取り出せなくなります。この作業は絶対に必須です。また、パンを焼き上げた後のパン型は絶対に洗剤で洗わないで下さい。空焼きの効果がなくなります。空焼きをきちんとやっておけば、汚れが付着することは少なくなります。どうしてもパンがこびりついてしまったときは、キッチンペーパー等に油を染ませて優しくこすってあげてください。
まとめ
最初は手間取ってしまうかもしれませんが、慣れれば簡単に自宅で食パンを焼くことができます。自分で作ったパンは美味しいですよ!家族もすごく喜んでくれます。お子さんと一緒に作るのも食育という面でもいいかもしれません。今回、作り方を紹介しましたが、同じように作ってもうまく膨らんでくれなかったりと失敗することもたくさんあります。いつもうまくいかなくて、試行錯誤をたくさんすることもパン作りの醍醐味を言えます。是非、興味がある方は作ってみて下さい。
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